【キュビスム展/国立西洋美術館,2023】チケット・展示構成・混雑状況・巡回情報など/ピカソ、ブラックがブレイクした原点を探る!

美術展 海外作家

現在、国立西洋美術館で開催されている「パリ ボンビドゥーセンター キュビスム展 美の革命」へ出かけてきました。大キュビスム展としては、50年ぶり。パリ・ボンビドゥーセンターから、50点以上が日本初出品です。ピカソやブラックをはじめとする、当時の画家たちが、いかにしてキュビスムへ到達したのかが分かる展覧会です。

「パリ・ポンピドゥーセンターキュビスム展」の開催概要

  • 会場 国立西洋美術館
  • 会期 2023年10月3日(火)~2024年1月28日(日)
  • 時間 9:30~17:30(最終入場30分前)
  • 休館日 月曜日

「パリ・ポンピドゥーセンターキュビスム展」の入場料など

  • 一般 2,200円
  • 大学生 1,400円
  • 高校生 1,000円
  • 中学生以下 無料
  • 図録 3,500円

「パリ・ポンピドゥーセンターキュビスム展」の展示構成

作品点数 約140点

1 キュビスム以前ーその源泉

2 「プリミティヴィスム」

3 キュビスムの誕生ーセザンヌに導かれて

4 ブラックとピカソーザイルで結ばれた二人

5 フェルナン・レジェとフアン・グリス

6 サロンにおけるキュビスム

7 同時主義とオルフィスムーロベール・ドローネーとソニア・ドローネー

8 デュシャン兄弟とピュトー・グループ

9 メゾン・キュビスト

10 芸術家アトリエ「ラ・リュッシュ」

11 東欧からきたパリの芸術家たち

12 立体未来主義

13 キュビスムと第一次世界大戦

14 キュビスム以後

本展前半は、キュビスムの源泉を探る「キュビスムの起源」。

後半では、その後のキュビスムの展開に重要な役割を果たした画家が紹介されます。

「パリ・ポンピドゥーセンターキュビスム展」の混雑状況

おすすめは、平日です。

混雑するのは、週末の11時~15時。

チケットの購入に列ができています。

コンビニでも、購入することができるので、あらかじめチケットを購入しておくことをおすすめします。

グッズ売り場は、会場の外にありますよ。

キュビスムとは?

「キュビスム」は、20世紀初頭にパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックという2人の芸術家によって生み出された芸術運動とその表現技法。西洋美術の歴史に大きな変革をもたらしました。

モチーフを複数のピースに分割し、それぞれのピースを様々な角度から見たキューブ(立方体)で表現し、それらをさらに再構成して表現しました。

「キュビスム」は、視覚表現の新たな可能性を開き、若き芸術家たちに大きな衝撃を与えました。

メインビジュアル

パブロ・ピカソ《輪を持つ少女》(1919)

ロベール・ドローネー《パリ市》(1910-1912)

おすすめの作品

後日、公開します。

ポンピドゥーセンターとは?

1977年、パリにて開館した複合文化施設。近現代美術コレクションは、世界屈指の規模。
建築デザインは、建築家リチャード・ロジャースとレンゾ・ピアノが担当。エスカレーターや配管など、内部空間を邪魔するモノを、極力外部に配置したユニークな外観でも有名。

初めて、ボンビドゥーセンターを訪れたときは、まだ建築中(改装中?)なのかと思いました。

※ 建物改修のため、2025年末から30年まで休館予定。

「パリ・ポンピドゥーセンターキュビスム展」の巡回情報

■ 京都

  • 会場 京都市京セラ美術館
  • 会期 2024年3月20日~7月7日

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