今日のカラー/2024年9月23日

今日のカラー

今日のカラー/2024-0923

かなり長い間、サグラダ・ファミリアの大ファンです。

建物に対して使う言葉かどうかはおいといて、好きという気持ちもあるし、応援しているという気持ちもあります。

サグラダ・ファミリアの存在を知ったとき、子供心に、魅かれるものがあったんだろうなと思います。

その後、ガウディが亡くなってからも建築が続けられていたりとか、日本人の方が石工として働いていたりといったことを知って、ますます魅かれるようになりました。

100年以上経っても、教会とクレーンが隣り合わせで、まだ建築中というのも不思議な魅力があります。

10年前、実際に訪れた時には、建物の重厚さと空間の神聖さ、ステンドグラスの美しさに圧倒されました。

当時、訪れた時には、工事中のクレーンから人がぶらさがって作業をしていました。

あんな華奢なクレーンに人がぶら下がって大丈夫なものかと心配になりました。

2026年に完成予定というプランは、今のところ、変更されていないみたいです。

お土産屋さんのポストカードには、当然、サグラダ・ファミリアとクレーンがセットで写っています。

建築中の建物がポストガードになることは、普通はないと思います。

ガウディさんは、こんなことになるなんて想像もしていなかっただろうけど。

 

バルセロナは、街のパワーをすごく感じる場所でした。

きっと経済の指標でみたら、不況。

生活に困っている人もたくさんいると思うんだけど、町のみんなが、明るい表情だったのが印象的でした。

バルセロナは、もともと区画整備された街並みで、建物の高さが規制されています。

航空写真を見るとよく分かります。

整然とした8角形のブロックに、ニョッキっと生えた生命力あふれる建築。

街のパワーの中心に、サグラダ・ファミリアがあるのは素敵だなと思いました。

常に成長する建物が、身近にあるっていうのはいいなー。

建築中のビルとはちょっと違う。

こっちは、100年以上の時間が堆積しているからね。

 

完成予定の2026年は、ガウディの没後100周年に当たる年。

サグラダ・ファミリアからクレーンがなくなっちゃうのは、さみしい気もするね。

【ガウディとサグラダ・ファミリア展/東京国立近代美術館,2023】日本人彫刻家・外尾悦郎の作品群が見どころです
現在、東京国立近代美術館にて「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開催されています。開催期間が終盤に入り、かなり混雑してきているようです。

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