大丸梅田店(大阪)で開催されている「キボリノコンノ展」へ出かけてきました。作品集「キボリアル」、絵本「なにができる?」の出版記念展覧会です。東京での開催を終え、大阪へ巡回しました。「これってホントに木なの!?」という驚きの作品を間近に見ることができます! 「そして、本当に木だ!」→「目が点」となりますよ。
「キボリノコンノ展」の開催概要
■ 大阪 ■
- 会場 大阪梅田店13階特設会場
- 期間 2023年10月28日(土)~11月20日(月)
- 開館時間 10:00~19:30(20:00閉場)
「キボリノコンノ展」の入場料など
- 一般・大学生 800円
- 小中高生 600円
- 未就学児 無料
■ 書籍
キボリノコンノ『キボリノコンノ作品集/キボリアル』玄光社 (2023) 2,200円
初の作品集です。
キボリノコンノ『何ができる』PHP研究所(2023) 1,540円
子ども向けの写真絵本です。
Tシャツや、クリアファイル、ポストカード等のグッズも販売されてます。
ショップは会場内にあり、グッズのみの購入はできません。
キボリノコンノ展の展示作品
キボリノコンノは、「あっと驚くもの」をテーマに身近な食べ物を木彫りで表現しています。
そのどれもが、思わず食べてしまいたくなるような作品ばかりです。
本展覧会では、作品の創作過程や、作品の裏側(やっぱり木!)を見ることができるものもあります。
実際に手に取って、見ることができる作品もありますよ。
精密に木を彫る技術もすごいのですが、彩色の技もすごいです。
《味付けのり》や《生卵》は、彩色の技が無ければ、実現不可能だと思いました。。
リアルなだけでなく、デザイン性の高さと、ちょっとしたユーモアがあり、かわいらしいところも魅力的な作品たちです。
《リンゴ》
会場入り口に展示されている作品を見ると、角材が削られて、徐々にりんごになっていく過程がわかります。
彩色されると、もう本物のりんごにしか見えません!
りんごの皮の質感も、伝わってきました。
《チーズトースト》
初めてX(Twitter)で《チーズトースト》の写真を見たときには、とても驚きました!
このチーズの伸び具合が、とても木とは思えませんでした。
今回の展覧会では、この作品の裏側を見ることができます。
まさしく、木でした。
《うなぎパイ》
浜松のお土産の定番、うなぎパイも「木」です。
キボリノコンノさんは、精密に木を削るため、いろいろな機材を使っています。歯科用のドリルも使っているそうです。
展示パネルで、作っている様子を見ることができました。
このうなぎパイの表面のリアルさもすごいです。
まだまだたくさんの作品が展示されていました。
どれも、思わず食べてしまいたくなるような作品ばかりでした!
「キボリノコンノ」展の混雑状況
土曜日に訪れましたが、混雑はしていませんでした。土日でも、余裕をもって鑑賞することができます。
すべて撮影OKなので、ぜひたくさん写真を撮ってください!
同じフロアにポケモンセンターがあり、大混雑でした。
そちらに迷い込んでしまわないように、気を付けてください。
◆ メインビジュアル
《カステラ》、《りんご》、《チーズトースト》、《卵》
この4種がチラシに使われています。
とくに、《チーズトースト》と《りんご》は、どう見ても、めちゃくちゃおいしそうです!
キボリノコンノについて
1988年生まれの木彫りアーティスト。
静岡県の芸術大学でプロダクトデザインを学んだ後、家具メーカーにデザイナーとして就職。
その後、県内の市役所に勤務。
2021年に趣味で木彫りを始め、「あっと驚くもの」をテーマに身近な食べ物や生活雑貨を木彫りで再現。
作品が、SNSやTVで話題となり、2023年に公務員を退職。
プロの木彫りアーティストとして独立。
「キボリノコンノ」展の巡回情報
■ 東京 ■(閉幕)
- 会場 大丸東京店 11階催事場
- 会期 2023年10月12日(木)~10月24日(火)
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