「岩合光昭写真展 PANTANAL パンタナール 世界遺産の大湿原」佐野美術館(2024)パンタナールってどこにある?/大迫力! 野生動物の息遣いが聞こえてきそうな、決定的瞬間をとらえた100点の写真!

美術展 国内作家

佐野美術館(静岡)で開催されている「岩合光昭写真展 PANTANAL パンタナール」を紹介します。パンタナールは、ブラジルに広がる大湿原。たくさんの野生動物が生息する場所です。本展覧会では、ジャガー、カピバラ、パラグアイカイマン(ワニ)など、たくさんの動物たちの多彩な表情を見ることができます!

今回は、現在、静岡県三島市にある佐野美術館で開催されている「岩合光昭写真展 PANTANAL パンタナール ー世界遺産の大湿原ー 清流がつむぐ動物たちの聖域」を紹介します。

パンタナールってどんな場所?

ペンちゃん
ペンちゃん

パンタナールてどんなところなんだろう?

cmy
cmy

パンタナールは、南米大陸の中央部に位置する世界最大級の熱帯湿地帯なんだ。

ペンちゃん
ペンちゃん

へぇ~、どんな動物にあえるのかな?

cmy
cmy

ジャガーやカピバラ、きれいな鳥にも会えるよ! パンタナールには、1000種の鳥類、480種の爬虫類、哺乳類は300種も住んでいるんだって!

ペンちゃん
ペンちゃん

へぇー、すごい! 行きたい! 行きたい!

パンタナールは、世界最大級の湿地帯。南米大陸中央部にあり、ブラジル、パラグアイ、ボリビアの三ヶ国にまたがっています。

その広さは、19,500キロ平方メートル!
日本の本州と同じ広さです。

その特徴は、乾期と雨期で、土地の表情が全く変わるということ。
雨季には面積の80%が水に沈み、乾季が始まると川や池の水が引き始めあちこちに水たまりのある草原に変化します。

そんな環境に、多種多様な野生動物が生息しています。
鳥類は1000種、爬虫類は480種、哺乳類は300種、魚類は400種も住んでいるのだそうです。

ブラジル側の大半が「パンタナール保全地域」として世界遺産に登録されています。

 

岩合光昭(1950-)は、動物写真家です。

これまでに、世界各地でたくさんの野生動物の写真を撮影してきました。

写真集もたくさん出版されています。

愛らしい表情の猫を撮影した写真やテレビ番組でも有名です。

そんな岩合光昭が、コロナ禍後に向かった場所がパンタナールでした。

パンタナールに2年間で5回通ったそうです。

 

「岩合光昭写真展 パンタナール」の展示構成

2部屋に約100点の写真が展示されています。

その多くが、とても大きなプリントで、大迫力です。
横幅が2m近くもある写真もありました。

ジャガーやパラグアイカイマン(ワニ)の写真などは、その前に立つとおもわず身構えてしまうぐらいの迫力でした。

展示されている写真は、動物の貴重な生態を捉えたものばかり。

野生動物の決定的瞬間をとらえるため、熱帯の太陽が照り付ける中、屋根のない小さなボートに乗って、何時間も待つこともあったのだそうです。

 

「岩合光昭写真展 パンタナール」のベスト3

ペンちゃん
ペンちゃん

すごい! だいはくりょくだねー!

cmy
cmy

見てるこちら側までドキッとしてしまう写真がたくさんあったよ。

ペンちゃん
ペンちゃん

今回の展覧会のベスト3を教えてー!

cmy
cmy

それでは、紹介するよ~

◆ ベスト1 パラグアイカイマンを仕留めたジャガー

ジャガーがパラグアイカイマン(ワニ)を仕留めた瞬間をとらえた写真です。

展示されていた写真は全部で5枚。

ジャガーは、崖から水中へ飛び込みパラグアイカイマンを一撃で仕留めました。

その瞬間、岩合光昭は昼食中。
ボートの上でお弁当をひっくり返してしまったそうです。

ジャガーは、あごの力で、自身の体よりも大きなパラグアイカイマンを川から引き上げます。

この時は、乾期で水かさが減り、崖が高くなっていたそうです。

パラグアイカイマンを引き上げるのにかかった時間は30分間!

崖の上へ引っ張り上げ、カメラに視線を向けたその瞬間。

こちらを睨みつける、黄金色の目がすごいっ!

 

◆ ベスト2 パラグアイカイマンと日の出

なんとパラグアイカイマンと日の出が一つの画面に収まっている写真。

おそらくパラグアイカイマンのすぐ横、数センチ離れたところで撮っていると思われます。

黒く、ごつごつとした肌は、とても丈夫で固そうです。
逆光に輝く、鋭い歯、目元。

パンタナールの主のような風格。

そして、パラグアイカイマンの向こう側に朝日が!

とても大きなプリントで、迫力がありました。

 

◆ ベスト3 スミレコンゴウインコ

スミレコンゴウインコは、インコの仲間ですが、体長は1m近くもあるそうです。

体全体が深い青色で、目の周囲と口元が、鮮やかな黄色。
とても美しい鳥です。

そんなスミレコンゴウインコが、はばたいている瞬間が写真に収められています。

背景は、青空と白い雲。
左右の下に、木の枝。
画面左側から、右側へと羽ばたいている瞬間。

スミレコンゴウインコは、アクリヤシの固い実を、特徴的なくちばしで割って食べるそうです。

 

「岩合光昭展 パンタナール」の開催概要

  • 会場 佐野美術館(静岡県三島市)
  • 会期 2024年8月10日(土)~2024年9月29日(日)
  • 時間 10:00~17:00

 

「岩合光昭展 パンタナール」の入場料

  • 一般・大学生 1,300円
  • 小・中・高校生 650円

 

「岩合光昭展 パンタナール」の混雑状況

それほど広くはない館内に、所狭しと写真が展示されています。

動物の毛並み一本一本まで、じっくりと見ることができますよ。

週末でも、大きな混雑はないと思われます。

 

「岩合光昭写真展 パンタナール」の鑑賞時間について

展示作品の点数は約100点。

館内はそれほど広くはありません。

鑑賞時間は、30分ぐらいで、一通り鑑賞することができます。

私は、90分ぐらい滞在していましたが、、、

 

「岩合光昭写真展 パンタナール」の巡回情報

本展覧会の巡回情報はありません。

 

ペンちゃん
ペンちゃん

いろんな動物にあえてたのしかったねー。けど、ちょっとこわいなー。パンタナールに行くのはやめておこうかなー。

cmy
cmy

そのほうがいいかもねー

ペンちゃん
ペンちゃん

じゃあねー。バイバーイ!

コメント

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